妊活夫婦のすれ違いは回避できます
- 2021.01.05
- 夫婦でできること
こんにちは!
高齢妊活・温活アドバイザーのひらぎです^^
今日は、妊活を始めてから
夫婦生活が義務化になってしまい、なんとなく
険悪になって、悩んでいる方へ書いています。
すれ違いは回避したいですよね^^
男性と女性は違う生き物
こんなに頑張っているのに、
「なんで夫は協力してくれないの?」と、
妊活をしていると、旦那さんにストレスを感じる人は少なくありません。
二人で始めた不妊治療のはずなのに・・・
でも、痛い思いをするのは結局女性ばかりです。
なんだか夫はそんなに赤ちゃんが欲しくないように見えてしまう。
赤ちゃんを待つ苦しみを、自分と同じように感じてくれない気がしてきます。
「そんなに妊娠にこだわらなくてもいいんじゃない?」
やさしさのつもりで発した旦那さんの言葉に
「私たちの赤ちゃん、この人は欲しくないんだ…」
とショックを受けたという話はよくあります。
残念なことに、このデリケートな問題については、男性と女性とでは違いがあるのです。
そもそも男性と女性は違う生きもの。
単にカラダのつくりが違うだけでなく、脳の構造も考え方もすべてがまるで
違うんです。
男性は地図を読むのが得意ですが、女性は地図をぐるぐる回さないと、自分
の向かう方向がわからなかったりします。
男性は一つのことに集中すると、他のことは見えなくなりがちですが、女性
は一度にいくつもの話を聞くのが得意です。
イルミネーションを見ても感動に差があるのは、男性は見える色の数が違うからだ、という研究結果もあります。
女性は自分の体内に別の人生を宿しますが、男性はどんなに願っても、同じ
体験はできませんよね。
お腹の中に赤ちゃんができると、細胞分を繰り返しながら成長し、やがて
胎動を感じるようになります。
10カ月後には、別の人間として自分から分離するのです。
こうした一連の生命誕生の体験を実感できるのは、女性だけに与えられた特
権です。
どうやら女性と男性は、生まれ持って、違う生きもののようです。
だとしたら、妊活も役割はそれぞれ。
大切なのは、ベビ待ちのつらさを共有することではなく、同じ方向を向いて
いることではないでしょうか?
夫婦が同じ方向を向いていれば、きっと苦しい妊活も乗り越えられるはずで
すよ。
それ、自己中になっていませんか?
自分より結婚が遅かった友人が妊娠したという知らせを聞いたとき、
「なんで、あの子が妊娠して私ができないの?」
と理不尽さにイライラすることがあるように、パートナーに対しても、ネガ
ティブな気持ちになることがあります。
「今日の排卵日を逃したら…」と仕事で疲れているパートナーに夫婦生活を
強要してしまい、自己嫌悪に陥ったことはありませんか?
パートナーのしぶしぶ応じるような態度に、
「なんで協力してくれないの?」
「どうして、私の気持ちが分からないの?」
「赤ちゃんが欲しいのは、私だけなの?」
そんな風に悪く捉えてしまうこともあると思います。
妊活中の女性は、自己中になりがち。
ジェットコースターのように感情が揺れ動いて、コントロールが難しくなる
のは、妊活女性の共通の悩みです。
でも、ここで忘れてほしくないのは、妊活はあなただけではできないという
こと。
あなたのそばにパートナーがいるから妊活ができるんです。
「目の前にるパートナーの気持ちを客観的に考えてみることは、二人のため
にも、赤ちゃんのためにも重要です。
特に男の人は口下手な人が多いですし、言いたいことを伝えきれていないかもしれません。
自己中になると、どうしても周りとのコミュニケーションがぎくしゃくして
しまいます。
ぎくしゃくして幸せな気分になんてなれないですよね。
「自己中になっているな」と気付いたら、あなたのパートナーに感謝の気持
ちを伝えましょう。
相手の気持ちを考えることも、素敵なママになるための条件です。
「なんで○○してくれないの??」パートナーの心を変える方法
人生の悩みの多くは、人間関係によるものがほとんどではないでしょうか?
妊活中の場合、特にパートナーが妊活に協力的でないと、ものすごくがっか
りして、腹立たしく感じてしまうものです。
・なんでもっと協力してくれないの?
・本当に私の辛さを理解しているの?
・痛い治療をなんで私だけがやらないといけないの?
不満でいっぱいになりますよね。
本当はパートナーに「こうしてもらえたら嬉しいんだけどな」と、伝えられ
るとよいのですが…。
どんなに仲の良い夫婦でも、100%分かり合えるのは難しいし、相手の性格
を自分の都合に合わせて変えることはできません。
あなたも同じですよね?
相手の思うように自分の性格を変えることは、難しいはずです。
あなたの性格は、何年もかけて築いてきたもの。
染み付いた考え方の習慣もあるでしょう。
では、もし変えるとしたら、パートナーや自分の性格ではなく、「立ち位置
と視点を変えてみるのはいかがでしょうか?
ひとつ例をあげて考えてみましょう。
例えば、あなたが10階建てのホテルの最上階に泊まったとします。
10階からは、連なる美しい山々が見え、その下には森が広がっています。
ところが、1階におりて外に出ると、美しい森は見えるのですが、木々に邪
魔されて、山はまったく見えないのです
10階に泊まっている人は、
10階からの景色を知っているので、1階では山が見えないのだと気づきました。
しかし、1階に泊まっている人は、はじめから山は見ていないので、山が近
くにあることすら知らず、
1階から見える景色だけがすべてだと思ってます。
自分の立ち位置からだけでモノ事を判断すると、本当は見えるはずのものが
見えなくなってしまうものです。
自分が見えているものだけで、物事を判断するのではなく、見えないものが
あるのだと知ることは、とても大切です。
妊活中はストレスが多いし、心も傷付きやすく繊細です。
嫌なことがあれば気分がふさいで、パートナーに対しては、ついトゲのある
言い方をしてしまうこともあります。
あなたは今、冷静ですか?
嫌なことがあって、機嫌が悪くなっていませんか?
あなたのイライラをパートナーにぶつけていませんか?
あなたのパートナーのことも、よく観察してください。
仕事が忙しくて、ものすごく疲れているかも
しれません。
自分の立ち位置を変えて、相手の立場に立つことも忘れないようにしたいですね。
妊活を成功させた夫婦たちの共通点
「妊活がうまくいった」夫婦たちを見ていると、
仲が良い夫婦ばかりです。
結婚当初は仲が良くても、妊活が長くなるにつれて、
少しずつ歯車が狂ってきてしまう夫婦は少なくありません。
妊活は、夫婦の絆を固くしますが、一方で、お互いの「ニーズ」が異なれ
ば、お互いが孤立してしまう危険性もあります。
例えば、
「もっと、はやくから妊活を始めたかったのに、パートナーが乗り
気でなくて、スタートが遅れてしまった」とか、
「いろいろな治療を試みたいのに、パートナーが嫌がる」など、
お互いの価値観の違いからすれ違いが
生じることがあります。
そもそも夫婦であっても、別々の人間です。
それぞれの個性によって考え方は異なりますし、育った環境も違います。
だからこそ、お互いの時間を確保することは大切です。
仲の良い夫婦は、相手の思いをしっかりと受け入れています。
そして、お互いの意見を尊重し合います。
「仲の良い夫婦は、相手に感謝することの重要性を
知っています。
「話を聞いてくれてありがとう」と小さなことに対しても、言葉にして感
を伝えています。
夫婦の絆が強まれば、精神的にも安定します。
気持ちが安定すると、妊娠しやすいカラダにつながります。
夫婦の目標を「赤ちゃん」にするのではなく、「夫婦が仲良くすることに
するとどうでしょうか?
「夫婦仲良く!」が目標ですから、夫婦生活もきっと増えるし、妊活も、どんどん楽しくなりますよ!
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